わたしとこどもとコーチング
私は、小学1年生(7歳)の長男と1歳の次男の二人のこどもがいる子育て真っ最中の主婦です。そして実は、結構な頻度でこども達にイライラとしてしまいます。そんな自分を変えたくて、「イライラ」について調べたり、本を読んだりしています。
そこで出会ったのが「コーチング」というコミュニケーションスキルです。「コーチング」というのは、ある対象の人物に対して、こちらから一方的に指示や命令をするのではなく、あくまでも本人に自発的に動いてもらうために行うための「サポート」をすることです。ここでは、対象の人物=こどもとなります。
このスキルを学んでいく過程で、自分の子育ての道標が少しずつ見えてきました。私なりに発見した「イライラ対策」をご紹介します。
私が長男(7歳)にイライラするシチュエーションとして、
「宿題しなさい!」「早く着替えなさい!」「ゲームのし過ぎ!」などなど…他にもたくさんあります。書いていて、私って大人げない…反省しないといけませんね。
では、まずなぜ「イライラ」するのか…答えは「自分の思い通りにいかないから」です。そもそも自分以外の人は自分の思い通りには動きません。例え、1歳の小さなこどもであってもです。(「これしたい!」と言葉で言えなくても「あーあー!!!(自分で食べたいんだよ!)」などすごく自己主張してますよね。)
でも、親としては宿題を何も言わなくてもできる子になってほしい、ゲームは悪影響があるかもしれないからやめてほしいと思ったりしてしまいます。私は何度もこどもに怒っていますし、大きなケンカもしています。
怒れば怒るほど言うことはきかないし、親子関係にも良くないし、精神状態にももちろん良くないです。何とかしたい!と思っていたとき、「コーチング」が有効だと知りました。この「コーチング」を使って、こどもが自発的に行動するようにすればこちらもイライラ脱却です!
自分がこどもになったつもりで、「宿題しなさい!」と頭ごなしに言われたらやりますか?私だったら…しません。「やろうと思ってたのに!」とか反抗すると思います…笑
だったら、きっと私のこどもも一緒です。
「コーチング」の基本は相手の心に寄り添って聴くことです。なぜ今できないとか、どのタイミングでやろうとしているのかを聴きだしてあげれば案外すんなりしてくれました。
私の場合は「宿題ってどんな感じ?」と聞きます。そしたら、自ら「うーん、これ終わったらやろうと思ってるんだー。」とか「今からやろうかな!」とか言ってくれることが増えました。
でも同じような質問でも、「宿題やった?」と聞いてしまうと、これには「今やろうと思ってたのに!」とか言われます。この「宿題やった?」という質問は”YES”か”NO”でしか答えられないため、こどもは自分の意見や気持ちを言い出すのが難しい状況となってしまうようです。
また、「宿題やった?(どうせまだやってないんでしょ?)」とやってないことを決めつけられるような言い方にも捉えられてしまうので言われるのが嫌なのかな、とも思います。
こどもってただ話を聴いてほしいだけなんだ、親が先入観を持ってしまうことが、こどもとのコミュニケーションがうまくいかない原因なんだ、と実感できました。
こういった言葉がけを変えてあげるだけで、こどもを「サポート」してあげられ、お互いにイライラしないで過ごせる日も多くなってきました。
まだまだ他にもコーチングを生かせる場面がこれからたくさん出てきそうです。
子育ての一部に「コーチング」、取り入れてみませんか?
0コメント